こんにちは、管理部のマツオです。
京都国立博物館で開催中の「国宝展」。
約2ヶ月の会期を4期に分けて、展示替えをしつつ、200点以上の国宝が見られるというので、それはもう連日大盛況です。
友人が加入している京博友の会 清風会の「同伴者1名まで何度でも無料」という特典をこれでもかと使わせてもらい、
実は4期とも行ってきました。
見るものすべて、どっちを向いても国宝ばかり、見ごたえ充分でした。
今回特に気に入ったのが「書跡」。
昔の字なんて見てもなあとか思っていたのですが、さすがに三筆とか弘法大師の文字というのは、
素人目に見てもすごいのが分かります。料紙も金銀がすきこんであったりして美しい。
「作品」として書かれたものだけでなく、千年前に生きていた人が日録として書いたり、
手近な裏紙に写しとして書いた文字をいま見ていると思うと、なんだか感激しました。
とはいうものの、混雑具合ももの凄くて、平日午前中であるにもかかわらず、
入場待ち30分以上、
窯変天目茶碗や金印などの目玉展示で行列30分~1時間、
どの展示ケースの前も4重くらいに人の輪が出来ていて、しっかり見ようと思ったらやっぱり列待ちしないといけないという・・・
博物館で人あたりしたのなんて、初めてです。
それでも平日はましな方で、土日は倍くらいの人出だとか。
会期は今週末11/26まで。見たい人はお急ぎを!
彼は名刺も持ってたりする。
国宝展のついでに、せっかく平日休んでるんだから混んでない時に…と、紅葉も見に行ってきました。
東福寺の通天橋は、京都で最も人気のある紅葉スポットですが、
まだ見ごろになる前だったので、おそれたほどの混雑ではありませんでした。
色づき始めた楓とまだ緑を保っている樹の、コントラストがきれいでした。
これも今週末には2時間待ちとかいうすごい人出になるんでしょうねえ。
紅葉も見ごろになり、いよいよ京都は、秋の観光シーズン(大混雑シーズンでもある)に突入です。