ダクト火災の危険性
ダクト火災は他人事ではありません!
大切なお店を守るために知って欲しいこと。
ご存じですか?
飲食店の排気ダクトは、家庭から出る油煙の1年分を、たった1日で吸い取っているんです。
単純計算すると年中無休の店舗であれば、1年間に家庭の365年分の油汚れが蓄積される事になります。
外観が汚れている場合、内部はそれ以上に汚れていることがほとんどです。ダクト内に油やホコリが溜まっている場合、排気性能が落ちて煙たくなることや、最悪の場合、ダクト火災を引き起こす可能性があります。
ダクト火災とは、厨房などの排気ダクトの中に油汚れやホコリが溜まり、そこに焼き物の煙や熱気が通ったときに出火して起こる火災のことです。ダクト内部の油汚れやホコリは確認できないため放置されやすく、ある日突然火災が起こるというのが典型的なパターンです。
ダクト火災は年間40件にもおよぶといわれていますので、約9日に1回のペースで飲食店が被害を被っている計算です。