こんにちは。管理部のマツオです。
5月です。連休も終わっちゃいましたねー。
ダイフィルも、連休明けの慌ただしさからやっと抜けつつあります。
さてせっかくの連休なのだからと、なかなか行けなかったところへ行ってきました。
MIHO MUSIUMです。
コンセプトは「桃源郷」。
桃や桜の道を歩いていくと理想郷があったという中国の物語に倣って、とある宗教団体の設立者が作った私立の博物館です。
「幸い」が住んでいるかどうかは分かりませんが、確かに「別世界」でした。
まず遠い。
滋賀県甲賀市の山の中にあります。車があればそれほど遠いわけでもないのでしょうが、
公共交通機関だと最寄り駅のJR&京阪の石山駅からバスで50分。
渓谷沿いの山道を、昭和レトロな車体のバスでガタゴトガタゴト・・・
行きは「もうぶつかる、こする。川へ落ちる~!」で、帰りはジェットコースター状態。
スリリングな道中は、遠くへ来た感がたっぷり味わえます。。
そして建物がすごい。
高名な建築家が設計、広大な敷地を利用して、「桜桃の道を抜け、橋を渡ると理想郷」が、まんま体験できます。
景色を堪能しながら美術館棟へ歩く間に、
世俗を忘れ、美術品に没頭させるようになっているのかしら。
館内も広い広い。きれいですし、大きな窓からの眺めも良かったです。
収蔵品もなかなかのすごさ。
今回は京都の龍光院の曜変天目茶碗の特別展が目当てだったのですが、
常設展も、前田家の二番手の曜変天目とかアッシュールバニバルの戦勝杯とか、面白いものがたくさん。
設立者が美しいと思ったものを集めたのがもとになっているので、ちょっととりとめのない感じのコレクションですが、見ごたえありました。
でも、やっぱり遠い・・・というか行きにくい・・・
それでも、わりと興味深い企画展をされるので、また行くかも。
お弁当持って、プチ旅行気分で。
さあ、楽園へ飛び込め~?!